【韓国小説】再婚承認を要求します79話〜80話/재혼 황후82話(再婚皇后)感想!ネタバレも
LINEマンガで毎週月曜日に連載されている「再婚承認を要求します」にハマり、韓国版LINEマンガの「WEBTOON」や原作小説を読み漁ったので、簡単に感想をまとめてみました。以下【再婚承認を要求します79話〜80話/재혼 황후82話】のネタバレとなりますので、ご注意ください。
小説版はマンガよりも話が先に進んでいて、内容もかなり詳しく書かれています
無課金で先の話を知りたい!漫画にハマりすぎてもっと詳しい話を知りたい!という方はぜひチェックしてくださいね!
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再婚皇后【82話:離婚前日の晩】感想
ナビエは自分が考えていることをハインリがそのまま言ってくれることがありがたくて、手を握って頷きます。
それを見て喜び、ゆっくりと笑いながら自然と手が離れますが、ナビエは先程の抱擁を思い出し、厄介な気持ちになって手を組みます。
一方ハインリは毅然な態度で「コーヒーでもいかがですか?」と尋ね、ナビエはありがとうございますといって表情管理をしてソファーに座った。
彼は巧みにお湯を沸かしていた。予め二人分だけ小分けにされていたのを見ると、コーヒー豆は予め用意していたようだ。あれはエルギ公爵が用意したのだろうか?
ナビエは思い出したようにエルギはどこに行ったのかと聞くと、ハインリが出て行かせたという。なんでも、3人で一緒にいたくなかったと。
ナビエが理解できないでいるとハインリは言った。
「事前に告白しますが、私は、嫉妬の化身にもなります」
…なんの化身?と腑に落ちず彼を見てみると、ハインリは忙しなく手を動かしながら照れたように笑っていた。
ーハインリとの抱擁でぎこちなくなるナビエが可愛いですね。一方ハインリはエルギを部屋から追い出して、二人になりたかったのだと遠回しに伝えますが、ナビエはハインリが自分を愛しているわけではないと思っているので、よく理解できないようですー
ハインリがエルギを浮気者で、クイーンの近くに置きたくなかったと話すと、以前から気になっていた疑問が再浮上した。なぜ友達なのにお互いいないところでけなし合うのか。
しかしこれを聞けばエルギがハインリを悪く言っていたということを伝えることになるし、自分が勘違いしている部分もあるかもしれないと思い聞くのを我慢した。
ーこの二人はなぜ悪口を言い合うのか私も不思議です。1対1では利害も一致するけど、互いに決して性格がいいと思っているわけではないとかでしょうか…?
性格悪い者同士だから似た者同士で気が合って仲良くなったとか…?ー
コーヒーを準備しながら微笑むハインリは芸術家が歓呼するほど美しく、コーヒーの香りよりも柔らかかった。
しかし笑いながらお湯を注いでいたハインリはお湯を溢してしまい耳が赤くなる。ナビエが笑いを堪えていると、「もともとこんな失敗はしないのですが…」とハインリが行った。
ナビエが人間味が感じられたとフォローすると、ハインリは素敵に見られたかったというのでナビエがかっこよかったと言うと、ハインリは「優雅に笑っていうから、さらに恥ずかしい」と小さく不満を言いながらソファーに座った。
完璧なようで時々お粗末な面があるからだろうか、一国の王ではなく以前の王子時代のように彼に接していた。笑いを我慢するためにわざとコーヒーを飲んだ。
しかし、あまりにも長い間笑いを堪えたのに、寧ろ雰囲気がぎこちなく変わってしまった。
ふと彼と夫婦になるのだという考えが浮かんできて、決まりが悪くなってしまった。
ソビエシュのときはあまりにも幼い頃から夫婦になるのだと考えていたから、決まりの悪さや照れることはなかったが、ふとハインリと結ばれることを考えると自然とぎこちない気がしてきたからだ。
政略結婚でも、夫婦関係はしなければならないだろう、と思った。
そう考えると突然逃げ出したくなるような気になってコーヒーカップを握りしめた。
ハインリは幸いなことにそこまで考えていないようだけど…
一度そのことを考えると何度もそう考えてしまう。
とんでもない方に進んでいく考えを防ぐために、わざと他の質問をした。
ナビエ「エルギ公爵は?いらっしゃらないようですが?」
ハインリ「私が出て行かせました」
さっき答えを聞いたばかりの質問だった。
ーナビエが混乱してる様子が可愛いですね
ハインリと夫婦関係について考えてるなんて、ハインリにバレたらどうなってしまうのでしょうかw?
ソビエシュとはわざわざ考えることもなく流れのように結婚したのでしょうから、ナビエも初めての感情で戸惑っているのですねー
ハインリの笑いを聞きながらも他の考えを巡らせると、雰囲気に流されていた重要なことを思い出した。
ソビエシュがハインリを離婚法廷に参加させないよう妨害するかもしれない。
しかし私の不安とは異なり、ハインリは平然と心配ないと答え、離婚を承認したあと、安心してすぐ再婚を申請するように言った。
ハインリは自分がそのタイミングに合わせて現れると、人々は驚くだろうと笑いを放った。その笑い声を聞くと、驚くべきことにさっきまでの物騒な気持ちはなくなった。ハインリは本当に気持ちを楽にさせてくれる性格だった。
ーナビエの心配を他所に、ハインリは着々と準備を進めているようです。
ナビエの不安を軽くする明るいハインリの性格が描かれていて、二人の相性の良さを感じますね。ー
心が軽くなると、忘れていた別の質問が浮かんできた。
ナビエはハインリが手紙を受け取ってから、どうやってここに来たのか質問した。
しかし先程まで自信満々に笑っていたハインリが、萎縮した声で答えた。
ハインリ「それは…今はお答えできないのです。クイーン。結婚後に申し上げます。」
どうやら彼の移動については機密情報なようだった。
ナビエはあえて問いただして彼を困らせる気はなく、わざといつもよりも大げさに笑ってみせた。
ーハインリ移動については、まだ話せないようですね。
結婚後話すと言っていますが、ハインリ=クイーンということも、流石に隠し通せないでしょうし、カミングアウトするときが来ると思うのですが、その時ナビエはどんな反応をするのでしょうか。ー
すると今度はハインリが尋ねた。
ハインリ「クイーンは結婚後に、まず何をしたいですか?」
笑って言ったと思ったら、いきなり一人で表情が固くなって手を横に振った。
ハインリ「絶対に最初の夜の話ではありません。いや、こんなこと言うともっとおかしい。決してやらしい意図でした質問ではありません」
当然そのようには考えていないが、わたしはむしろ言い訳を聞いてみてようやく慌てた。
しかし、ハインリは本当に死にたいという顔をしていたので、素直に答えた。
ナビエ「帳簿が見たいです」
ハインリ「帳簿…でしょうか?」
ナビエ「帳簿を分析すれば、王国の予算の流れを把握しやすいですから。早く仕事に適応したいです」
ハインリ「…」
ー自爆して死にたくなるハインリ…w
変な弁解しなければ良かったのに…
結局返事はロマンも何もなく帳簿ってw
ハインリはそういうことが聞きたかったのではないと思うのですが。ー
パルアン侯爵は西王国でハインリに会うことができず困っていた。
パルアンはハインリが返信を書いてくれるのをコシャールと一緒に過ごして待っていた。
伝書鳩を使えば早いが、手紙を受け取ったときの相手の反応など伝えることができない。
ハインリは手紙を受け取ったとき、大きく笑って喜んで受け取った。意外にも二人は結構仲がいいようで、その表情をみたパルアンは自分がハインリから直接手紙を受け取り、ナビエに渡そうと考えた。
しかし、いくら待ってもハインリから返事がなかったため、側近であるマッケナに会いに行って訪ねた。
ところが、返ってきたのは意外な答えで、ハインリは遠方に外出したというものだ。
マッケナが何も知らされず待ち続けていたパルアンを憐れに思い、宮殿で待つように提案したが彼は受け入れられなかった。
すでに最初の手紙を渡した状態からさらに追加したことは、ナビエの性格を考えるなら珍しく不思議なことで、単に安否を尋ねるような手紙ではないだろうから、深刻で緊迫したことがあるのだろうと推測した。
ところがハインリが用事をすべて終えるまで待つということはできなかった。
パルアン「後日また参ります」
結局パルアンは急いで西王国を発つこと決めた。
ーハインリの反応をみて自分が直接渡したいと思ったパルアンはとても優しいですね。たぶんハインリは手紙をみてすぐ、返事も書かずに東大帝国に発ってしまったので、待ちぼうけになってしまいましたが…
急いで西王国を発ったパルアンは東大帝国についたとき、ナビエの離婚を知ることになります。ー
ハインリにあった日を最後に、ナビエと侍女たちは皇后宮の外を出ることができなくなった。
150年前に離婚を控えた皇后が皇帝殺害を計画したことから、それ以来離婚通告を受けたあとは一次離婚法廷が開かれるまで皇后宮の外を出られないという法が作られ、逆に外部の者も皇后宮の入ることができなかった。
時間がゆっくり流れていった。しかし夜になると一日があっという間に過ぎて虚しくなった。
ナビエはハインリと話し合うことができたので、せめて両親には再婚の話について伝えたかったと考えていた。
離婚後に再婚するとはいえ、離婚を心待ちにするわけではなく、一日がすぎるとますます心が重たくなって、心が乱れた。
侍女たちは最初の2日間、私を見る度に泣いていたが、しばらくして心が落ち着いたのか、いつものように私に接し、わざと明るく活発に賑やかにした。
法廷が開かれる前日、ソビエシュが訪れた。
ナビエは緊張感に押し潰されそうだったが、彼を見てみると精神が一瞬呆然とした。
水も飲めないほど緊張した即位式の日を思い出した。失敗しても正してくれる人がいない場所に行くのが恐ろしかった。全く別の日なのに、どうしてその日のことを思い出したのだろう?お腹が少し痛くなり、印象をしかめた。
その間ソビエシュは何かを思いだすようにドアの前に立っていた。一歩遅れて彼が近付いてきて、イライザ伯爵夫人は静かにドアを閉めた。
目の前に迫ったソビエシュは驚くほどいつもと違うところがなかく、相変わらず威圧的で美しく、相変わらず健康そうだ。
ナビエは別れの挨拶でもしにきたのかと、平気なふりして尋ねた。
最後の夜には、ソビエシュの髪をことごとく抜いてしまいたかったが、実際今見るとただ虚しいだけで、そんな気持ちにもならなかった。
ソビエシュは「…別れる時間は短い」と低く呟いた。
まさかこれが別れの挨拶なのか?
とにかく今の状況で彼の言うことはとてもおこがましく聞こえ、自然と口元が歪んで笑みが浮かんだ。
ナビエ「これからは私たちが一緒にした時間より一緒にいない日々のほうがが多いでしょう」
私は断固として彼に離婚が終了というものを教えてあげた。
しかしソビエシュは私の言葉を聞き取れなかったのか?
ソビエシュ「離婚したあとでも、君がそばに留まってくれればいいだろう」
おかしな言葉を吐いた。
なぜあんなことを言うの?同情?長く一緒に過ごした友人のための礼儀?
もちろん…離婚した後でも皇帝のそばに留まった皇后がいなかったわけではなく、不快でも彼の提案はありえないことではなかった。
ナビエ「離婚をすれば、私たちは他人になるでしょう。だからそのようなことはありません」
ソビエシュ「他人だと?」
ナビエ「はい」
ソビエシュ「いいえ、しばらく離婚をしても、私たちは他人にはならない」
しかし、ソビエシュがこういう話をするときはとても不思議で、風変わりだった。彼の言葉は理にズレてはいなく、考えてみれば正しい。
離婚をすると私たちは他人になるが、本当に他人のような関係になることはないだろう。
私たちには愛情が残っているだろうし、どんなに忘れたくても一緒に過去を過ごしたことを切り離すことはできないから。
私はまだ彼を見て心が重く、、多分その罪悪感もあるのだろうが、この言葉は勝手に離婚を通知したものが言うには強引ではないか?
ソビエシュを無心でみてみると、私の手を握った。私は力を入れて手を抜き出した。
ー自分で離婚を突きつけながら、離婚は短い間だとか、ナビエが側にいればいいだとか、離婚後も他人にはならないとか。どの口が言ってるの?とおもいますね。
ソビエシュ的にはラスタの子さえ生まれればあとはナビエと元通りになれると思っての言葉ですが、ナビエはその考えを知らないので違う角度から見て捉えています。
そもそもナビエに事情を説明していたら展開はまた違っていたのか?と思いますが、どちらにせよソビエシュがナビエにラスタの子を育てさせようとしたでしょうから、計画を知ったところでナビエが大人しく従うことはなかったでしょうねー
ソビエシュが最終日に訪れたおかげで、空虚な気持ちを消すことができた。
その場は怒りでいっぱいだったが、将来を決意するにはむしろこれで良かった。
皇后宮で最後の食事をしていると、イライザ伯爵夫人がどんな服を着るかと重い表情で私に尋ねたので、普段のような衣装をお願いした。声が震えないように何度も咳払いをして。
ナビエ自身は一ヶ月前と変わったことが一つもないのに、いつの間にか立場が完全に変わってしまったという実感が湧いた。
ハインリと再婚を約束してもこんなに悲しく窮屈だが、その約束すらなかったのならどれだけイライラしたのだろうか。しかし、今悲しみを抑える時間すら与えられなかった。
ソビエシュが送った騎士が訪ねてきたためだ。
私を法廷に連れて行くのだろう。逃げていかないように、こんな手順にしたのだろうか。
とにかく騎士は無表情に所定の位置に立ち、騎士団長は重い声で訪ねた。
「準備はよろしいでしょうか?」
ナビエ「そうですね、行きます」
私は悲しい表情にならないように淡々と答えてから一歩踏み出した。
しかし、無表情で立っていた騎士がひざまずく流れで、ぎこちなく止まる必要があった。
騎士団長はしばらく困惑したように部下を見下ろしたが、すぐに自分もゆっくりと片膝を曲げて私に頭を下げた。
侍女たちの泣き声が更に大きくなっていった。
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ここまで【再婚承認を要求します79話〜80話/재혼 황후82話】のネタバレをご紹介しました。
韓国小説版のベスコメ紹介
- 低姿勢で、侍女たちや騎士から尊敬を受ける有能で、しっかりした皇后と離婚する?それでもそばにいてもらうという図々しさも気に食わない。うん、私たちのナビエオンニ(お姉さん)はクイーン限定ワンちゃんのハインリと再婚するのだからグチャグチャ言わずにラスタと生涯生きろ
- ここで、次話で再婚だね。サイダー(スカッとすること)期待します
韓国語は翻訳使用&辞書で調べながら&勘なのでそれっぽい感じ〜くらいに見ていただけると幸いです^^;
続き…再婚皇后83話のネタバレはこちら
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