【韓国小説】再婚承認を要求します/再婚皇后<外伝25話・姉妹⑤>感想!ネタバレも
LINEマンガで毎週月曜日連載の「再婚承認を要求します」にハマり、韓国版LINEマンガの「WEBTOON」や原作小説を読み漁ったので【再婚承認を要求します/再婚皇后/재혼 황후<外伝25話>】の感想をまとめてみました。ネタバレ要素も含みますので、ご注意ください。
なお、今回ご紹介する<外伝>は本編終了後のお話です。マンガの段階とはかなり状況が異なり、登場人物も変わっているので本編の結末までを読み終えてから見ることをおすすめします。
前回お話はこちら→「姉妹④」
再婚皇后<外伝>目次
WEBTOON
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※2021年6月11日更新の85話で本編の第一章が終了、3ヶ月間の休載に入るとのお知らせがありました。ハインリとの新婚生活が楽しみだったのですが…
再開を楽しみに待ちましょうTT
NAVER小説
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再婚皇后【外伝25話:姉妹⑤】感想
前回はダルタの育ての親であるビンセルが、誤解を確認しに行くためダルタのもとへ向かうマスタースを襲おうと計画していました。
今回のお話でも、その場面から始まります。
常時泉の仲間たちは、コシャールを襲うよりはやりやすいかもしれないが、ナビエ皇后の側近であれば殺害がバレたときに厄介になると懸念していました。
しかしダルタがマスタースに捕まればダルタが処刑されたり奴隷にされたりしてしまうかもしれません。
結局、仲間はマスタース一人ならこっそり処理できるかもしれないと思い、ビンセルの計画に賛同することになります。
(ビンセルが余計なことをしなければダルタはなんとかごまかして皇居に帰れたはずだと思うのですが…
常時泉の仲間がマスタース殺害計画に賛同してしまったので、タダでは済まなさそうですね…)
マスタースが取り出した手紙
マスタースはダルタの元を目指して移動している途中、池に立ち寄り馬に水を飲ませて休ませていました。
そこで、住所を確認するために手紙を取り出すと、それはコシャールからの手紙でした。
マスタースが急いで出発したため、ナビエから受け取った手紙を確認していなかったようで、返事をしていなかったことに焦ります。
一度ためらってから手紙を広げると、そこには
"一緒に馬に乗る人がいなくて寂しいです。"
一行目でマスタースは顔を赤く火照ります。
"風が吹いてテントが揺れると、そのむこうに君がいるのかと何度も見てしまう"
そこまで読むと、マスタースが後でゆっくり読もうと手紙をしまいます。
結論は部隊の補強のために早く戻ってこいというものでしたが、マスタースが浮かれるのには十分だったようです。
(マスタースを恋しがるコシャールの手紙が尊いですね。
返事をしそびれたまま出かけてしまったのは、大丈夫なのでしょうか?
マスタースの行き先を知る人はいないと思うので、心配しても探しに行くのも難しいかもしれません。)
突然の襲撃
そうしていると、突然"ヒン!"という馬の鳴き声がして、マスタースが馬の手綱を掴むと、小さな斧が飛んできて横にあった木に刺さりました。
マスタースは槍を抜きます。
頬を触ると血がついており、どうやら斧が頬をかすったようです。
マスタースが顔を向けると、数人が近付いて来ました。
「行き帰りでよく見かける奴らだ」
マスタースはそう言って笑いますが、言葉とは裏腹に槍を握る手には力が入っていて…。
(マスタースが行き帰りで見かけるという言葉は、すでに襲撃相手が常時泉だと気付いたようですね。
ダルタに会いにいく途中で襲われたことから、ダルタが常時泉の関係者であるということも、確信となってしまいそうです…)
コシャール達は
コシャールが滞在している駐屯地では激しい風に吹かれていて、気温もかなり寒そうです。
副官が空を眺めると雨が振りそうだったのか、副官は駐屯地を少し後方にズラそうかと提案します。
コシャールは誰もいない空のテントを見て「そうだな」というのでした。
(ここで誰もいないテントを見て、マスタースと目があったときのことを思い返しているようです。強風に心臓まで揺れるようで、恋心のドキドキより、なんだかスッキリしないモヤモヤとした気持ちになっているみたい。)
コシャールが超国籍騎士団の状況を確認すると、副官は別の方向に向かっていると話します。
コシャールはハイエナのような奴らが何故と思いますが、副官はあの者たちの異常行動は一度や二度ではなく、あの狐が指示したことでしょうというのでした。
(エンゼルたちの騎士団が別の方向に向かっているという情報がでました。これ、めちゃめちゃ嫌な予感がするのですが…絶対ダルタとマスタースの元に向かってますよね?
コシャールたちと常時泉は敵対関係で、コシャール達とエンゼル達も敵対関係なので敵の敵は味方という感じで常時泉を利用しようとしているのかも。外伝1話で軽くこの話が出ていました。)
皇居でナビエは
ナビエがバイオリンの手入れをしていると、弦が切れてしまったよう。
修理をシュベール伯爵夫人に任せると、ナビエはマスタースの居場所を心配します。
ダルタがエベリーに書いた手紙をマスタースが受け取って以降戻らず、どこに行ったというのか。それは何故なのか。
ダルタはしばらく待てば戻るだろうから、クロウが戻ったらマスタースとエベリーが出会ったかや二人が喧嘩でもしたのかと聞いてみようと思うのでした。
(弦が切れるなんて、不吉ですね…
ナビエは旅行中のダルタにもクロウをつけていることがわかりました。
ということはクロウは移動中にダルタとマスタースが接触していたことも知っていますね。まだ具体的な証拠やわかることはないから様子をみているのでしょうか?)
ダルタの元に向かうエベリー
エベリーは馬車に乗りながら、どうやってダルタの生みの親について伝えるか考えていました。
そして、もしかしたらダルタはラスタの事件について知らないかもしれないし、そうであれば驚きも少ないかもしれないと思うのでした。
すると突然の馬車の御者が大声で叫びます。
エベリーが驚いて外を見ると、なんとそこには死体と馬とカラスが。
カラスはエベリーが近寄ると"あなたが来たので私はもう行きます"というように飛び立って行きました。
エベリーは死体のように倒れている人を見てみると、なんとそれはマスタースでした。
エベリーが呼吸を確認するとまだ生きているようで、急いで治療を始めます。
しばらくしてマスタースが目を覚ますと、エベリーの胸ぐらを掴むので、エベリーが「私です!」というと、マスタースは力を抜いて「すみません、戦っていて」と言うのでした。
マスタースは周りを見渡してあいつらは?と言いますが、エベリーは自分が到着したときにはマスタースと馬とカラスしかいなかったと教えます。
マスタースは常時泉は?と聞き、エベリーは見ていないがその者たちがやったのかと言って、自分が通りがかっていなかったら死んでいたと言いました。
するとマスタースが「ダルタ、あの魔法使い見習い」というので、エベリーは驚きます。
さらにマスタースはダルタが常時泉の一団だといい、自分が誤解したと思ったけど、誤解が誤解だった。月大陸連合のスパイだと思ったが盗賊だった。と言うのでした。
マスタースはエベリーに今までの経緯を説明しますが、エベリーはそれもまた誤解でしょうといって信じたくないようです。
エベリーはダルタに会って確認してみることにします。
するとマスタースは「それならちょっとま待って」といってエベリーに何かを伝えるのでした。
(マスタースが無事で良かったです…エベリーが通りかからなかったら死んでいたという程ですから、かなり酷くやられたようですねTT
このことをコシャールが知ったら常時泉は一瞬で壊滅するな気がします…
しかしエベリーにダルタが常時泉の仲間だということが耳に入ってしまいました。
エベリーはダルタを信じたいようですが、ダルタの身の振り方次第で疑惑が確信になりそうですね。
そして、マスタースは最後に何を伝えたのでしょうか。)
ダルタの元へ
一方ダルタは常時泉に仲間からマスタースを殺しそこねたという報告を受けて、気が気じゃないようです。
どうやら、どこからか現れた裸の男が割り込んできて逃してしまったということでした。
本来は何もしないのが一番良かったが、マスタースが生きて帰ったということは常時泉が西大帝国に大々的に復讐されるということになってしまいます。
ダルタが落ち着かない様子で部屋をウロウロしていると、エベリーが現れます。
どうしてここに?というダルタに、エベリーは会いたくて、手紙見て来たのだと言いました。
その言葉にダルタは笑って中に入るように案内します。
(ダルタはマスタースが気になりながらもエベリーを優先することにしました。
マスタースを逃した裸の男はおそらく、マスタースが倒れているところにいたカラス=クロウですね。
ダルタが何もしないのが一番良かったと考えているところから、母の計画はダルタの知らないところで進んでいたものの、事後報告を受けて困っている状況というところでしょうか。
クロウはどうやってマスタースの襲撃を知ったのか。ダルタだけではなくダルタの母も注意していたのかもしれませんね。)
凍りついたエベリーの心
ダルタはエベリーが今まどうしていたかを聞くか、途中でマスタースを見たかと聞くか悩み、結局「エベリー、途中で誰か見なかった?」と訪ねます。
するとお茶を飲んでいたエベリーが固まりますが、コップで顔が隠れてダルタにはその表情は見えませんでした。
しかしエベリーは表情だけではなく、心も凍りついたよう。ダルタと常時泉の関係はないと否定していたが、こうやって話を持ち出すということは"事実を知っていたのだ"と思ったのです。
エベリーはダルタの問いに「見た」というと、ダルタが「どこで?その人の状態は?」とまで聞いてくるので、エベリーはダルタが全て知っているのだろうとさらに心が苦しくなります。
エベリーは混乱しながらも「途中にある珍しい木がある池の近くに死体があった。」というと、ダルタは「死んでいたの?」というので、エベリーは「そう、だから気分が良くない」「色々なことが全部良くないので吐きそうだ」といって、そうそうに帰っていくのでした。
(ダルタを信じていたエベリーですが、ダルタの言動からマスタースが言っていたこと信憑性が増していくばかりです。
信用してたダルタは一体何だったのか、と混乱しているよう。表情が優れないのが、死体を見たからだと言い訳が通用したようです。)
動き出すダルタ
ダルタはエベリーが離れたのを確認すると、死体を片付ける準備を始めます。
そうしているとマスタースを探して森に入ったビンセルが近付いてきて「まだ見つからない」と言います。そしてシャベルを持つダルタに「なぜシャベルを?」と訪ねるので、ダルタはエベリーに聞いた話を伝えます。
ビンセルはその情報は本当なのかと疑いますが、ダルタはエベリーは信頼できる子だと言って納得させます。
ダルタはビンセルに自分が死体処理をするから荷造りをするように言いますが、ビンセルはもしエベリーに遭遇したら行けないから自分が行くと言って、ダルタもそのほうがいいと思い頷くのでした。
(ビンセルはダルタの元を訪れる途中でエベリーのような人は見なかったと言っていたので、もし万が一エベリーと遭遇しては行けないと思ったのですね。
もしかしたらダルタ騙されている可能性もあると思って、自分が身を呈していこうと思ったのかもしれません。
ちなみに、ここでは、ダルタとビンセルが二人だけで行動しているので、他の常時泉の仲間はいないようです。)
エベリーの願い
エベリーは村を抜けていくふりをして、マスタースが死んだふりをしている場所を見下ろすことができる丘にいました。
そして、大きな木の後ろに隠れながら「来ないでお姉さん」と願っていました。
ダルタがマスタースを襲撃に関わっている可能性は高いものの、それでもまだダルタを信じたいようです。
マスタースが死んだとダルタに伝えたのは、一種の試験のようなものでした。
ダルタがすぐあの場所に来ればマスタースを襲った常時泉と関連していることになります。
エベリーはダルタが盗賊でもなんでもいいから、マスタースの襲撃に関係なければいいと願っていました。
そう考えていると、誰かが姿を表します。背中に斧を背負った人。
エベリーは初めて見る人でしたが、エベリーがダルタに教えた場所にこのような怪しい人が来たことで、ダルタが盗賊とグルでマスタースを殺そうとしたことを確信します。
その人は血まみれで横たわるマスタースを見つけるとすぐそちらに向かって歩きだしますが、そこにはマスタースが準備していた罠が仕掛けられていました。
怪しい人は罠にかかり足首を紐がかかって木に吊り下げられ、死んだふりをしていたマスタースはその怪しい人に迷わず近付き、短刀で心臓を刺すのでした。
消えない悲鳴
エベリーはダルタに失望し、立ちながら啜り泣いていると、「お母さん!」という悲鳴が聞こえてきます。
驚いて見てみると、そこにはダルタが盗賊が吊るされている木に向かって走っていました。
しかし罠を踏んだようで、穴に落ちてしまいます。
マスタースはその穴をじっと見下ろして、殺しはせずにそのまま立ち去っていきました。
エベリーは顔をしかめて、穴の中で「お母さん、お母さん」と啜り泣く声が心に引っかかります。
マスタースを殺そうとしたのは彼らで、自分が発見していなかったら死んでいたのにと思いながらも、その絶叫に心が揺れるのでした。
そしてエベリーが盗賊を見ると、自分が死にゆく中でも、穴に向かって手を差し出していたのです。
その様子を見てエベリーは自分だったらマスタースを助けたようにあの盗賊を助けることができる考えましたが、やはりマスタースを殺そうとした人を助けることはしないことに決めたようです。
エベリーはダルタの悲鳴から逃げるように近くの村に向かうのでした。
しかし、そこに行っても幻聴のようにダルタの悲鳴が消えません。
最終的に、エベリーはダルタに生みの親がイースクア子爵夫妻という短い手紙を書き、傭兵に「ここに来る途中で小さな池と変な木があるところをご存知ですか?」と訪ねます。
すると傭兵は「知っている、そこは幽霊がでるところじゃないか」答えました。
エベリーは「そこに罠があって人が捕まっているので助けてあげて」といって、助けた人に自分が差出人だと知られないように手紙を渡してほしいとお金と手紙を渡して依頼するのでした。
エベリー「これで最後ね。もうあの人とは終わりだ。二度と顔も見たくない」
場面は代わり、ナビエが手紙を読んでいます。
その手紙は東大帝国で皇帝の代理を努めているナビエの父からの報告で、東大帝国の港に陣を敷いたが、超国籍騎士を、武力を動員しても立ち退かないという内容でした。
そして、窓の外から翼で窓を叩く音が聞こえ、振り向くとダルタにつけたカラスがいたのです。
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本国読者の反応
エベリーが助けたとはいえ、マスタースが殺されかけたのはコシャールの耳に入り、常時泉は壊滅するだろうというコメントにいいねが集まっています。
さらに、常時泉がなくなればグロリエムはどうなるのかと…
また、ダルタは穴から這い上がって母を治し、母に死んでほしくないなら身分を隠して隠れて生きろというコメントも。
(確かにすぎる復讐は復讐しか生みませんから…)
まとめ
ここまで【再婚承認を要求します/재혼 황후<外伝25話>】の感想をご紹介しました。
今回はかなり動きがあった回ですね。
マスタースは無事で良かったものの、ダルタの母は亡くなってしまったのでしょうか。
マスタースが致命傷を負わせたビンセルをダルタが治し、ビンセルが致命傷を負わせたマスタースをエベリーが治すという関係が二人の違いを表しているようですね…
エベリーは最後の情けでダルタ救出と実の両親を教えることになりましたが、もうダルタはエベリーの信用は取り戻せないでしょうし、エベリーは嘘の情報を伝えたことにも気付くでしょう。果たしてこのあとどうなるのでしょうか…
また、エンゼルら超国籍騎士団がコシャールの周りから別の場所に向かっているという情報や最後のナビエの父からの手紙、慌てた様子のクロウが気になりますね。
これは完全に予想ですが、ダルタはエベリーが依頼した傭兵には助け出されず、エンゼルに助け出されるのではないかと思っています。
それで、ダルタは常時泉出身でさらにエンゼルの手先であることもクロウに知られるのでは?
あのエンゼルがまだ未熟とはいえ、貴重な治癒系魔法使いを見捨てるとは思えませんし、旅行だからといって監視していないとは思えません…(あと、あの掴めなさはエンゼル自体も絶対魔法使いだと思う…)
なんなら傭兵を買収してエベリーの手紙も手に入れて、ダルタには真実を隠して利用しようとするのではないでしょうか?
エベリーとダルタが対立関係になるようなことだけは辞めてほしい…エベリーが身内に苦しめられすぎなので本当に可哀想ですTT
韓国語は翻訳使用&辞書で調べながら&勘なのでそれっぽい感じ〜くらいに見ていただけると幸いです^^;
それでは、次のお話で!
<再婚皇后>次話のネタバレはこちら
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