【韓国小説】再婚承認を要求します/再婚皇后<外伝11話>感想!ネタバレあり
LINEマンガで毎週月曜日連載の「再婚承認を要求します」にハマり、韓国版LINEマンガの「WEBTOON」や原作小説を読み漁ったので【再婚承認を要求します/再婚皇后/재혼 황후<外伝11話>】の感想をまとめてみました。ネタバレ要素も含みますので、ご注意ください。
なお、今回ご紹介する<外伝>は本編終了後のお話です。マンガの段階とはかなり状況が異なり、登場人物も変わっているので本編を読み終えてから見ることをおすすめします。
再婚皇后<外伝>目次
WEBTOON
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※2021年6月11日更新の85話で本編の第一章が終了、3ヶ月間の休載に入るとのお知らせがありました。ハインリとの新婚生活が楽しみだったのですが…
再開を楽しみに待ちましょうTT
NAVER小説
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再婚皇后【外伝11話:エルギ公爵の過去⑤】感想
家臣のためらい
ジュメンシア公爵夫人がアレイシアを介抱しながら馬車へと連れて行きます。
先ほど、アレイシアを恐ろしいと思った気持ちは消えていたようで、このような状況でも家臣たちが誰もアレイシアのそばに来ない・ためらう様子に憤りを感じていて、もう自分が助けるしかない!とアレイシアとエルギを安全な場所にと連れて行きます。
一方家臣たちはアレイシアが王弟妃のフリをしていることに気付いているものの、「王弟妃ではない」といえば王弟の名に泥を塗ることになるかもしれないと思い、真実をいうか言わないかためらっているのでした。その姿が公爵夫人にはとても苛立って感じられたのでしょう。
苦悩の王弟
その頃、王弟は厄介になってきたアレイシアの扱いについて、王に相談していました。
そこで火事の知らせを受け、アレイシアがエルギを守り、その後西王国のジュメンシア公爵夫人に運ばれたということ、またアレイシアが顔に大火傷を負ったことを聞くことになります。
その話しを黙った聞いていた王は、ジュメンシア公爵夫人は西王国で評判が高いため、もう後戻りはできないとして、アレイシアを王弟妃として扱うしかないというのでした。
王弟は知らせを聞いたあともすぐには王宮を出ず、今後の作戦を立てようとしたが、身にならない話をダラダラと長引くだけでした。
夜明け頃になってようやくジュメンシア公爵が滞在する屋敷に到着すると、ジュメンシア公爵夫人が「とても早くにいらっしゃった」と皮肉を言って出迎えます。
ー通常、ブルーボヘアンでは王弟に対してこのような物言いができる人はいませんが、西王国は帝国以外の国で最も強大な国であり、彼女はその国の中でも特に地位の高い人だったため、王弟は怒りをこらえるしかないようです。ー
火傷を負った王弟妃は、子を救った英雄に
王弟がアレイシアのもとに行くと、顔の片方に包帯が巻かれており、そばには西王国の医師やジュメンシア公爵夫人のメイドがいました。
アレイシアは王弟を見つけると「あなた」と言い、続けて何も食べていないからお腹が空いたと話しかけます。
王弟がアレイシアに近づき、包帯の部分をみると、そばにいた医師が治療はしたが、傷跡は残るでしょうと伝えます。
顔の半分を隠したアレイシアは、王弟の目には、王弟妃と似ているようには見えなかったが、他の人から見ればアレイシアが王弟妃であり、本当の親でもできるか難しい火事の中で子どもを危機から救った英雄だった。
王弟はジュメンシア公爵夫人にこの部屋にこの部屋を出入りした人は多いのかと聞くと、ジュメンシア公爵夫人はどういう意味かと言いながらも多くの人が見に来たと答えます。
ーということは、「子どもを救い傷ついた王弟妃」を多くの人が目撃しており、こうなってしまった以上はアレイシアを追い出しても人々は「王弟の妻は顔に火傷を負っている」と噂をするはずなのです。ー
そうしていると、部屋にエルギが訪れました。
そして父に近づきアレイシアが母ではないということをみんなに話してくださいと問い詰めるのでした。
近くにいた医師は、幸いエルギに大きな怪我はなかったと伝え、しかしショックを受けこのように母の顔がわからなくなっているようだと説明します。
エルギは必死に反発しますが、気絶していた少年の突拍子もない話を信じてくれるわけがなく、またその姿を気の毒そうに見る父親の姿を見て、周囲は本当に記憶に問題が生じたのだと思うのでした。
エルギの不安
場面はかわり、エルギはアレイシアが自分を守ったことが理解できず、ぼんやりと座って考えています。
また、その姿を目撃した人の多くがアレイシアを自分の母親だと思っていた。
目覚めてからその話を聞いて、周りに否定して回ったが、みんな子どもの言葉よりも自分が見たことを信じている。
エルギは「母が消えるかもしれない」と不安になってつぶやきます。
救ってくれたことに報酬は与えるべきだが、それが母の名前であれば絶対にありえないことだから。
そう考えていると「何が?」ということが聞こえてくる。
無視してもまた同じ質問をされたので、エルギが声をかけてきた人を見ると、同い年くらいの少年だった。
一際キレイな金髪と神秘的な紫色の瞳で、アレイシアが言っていた西王国の王子だとわかった。
ーこの生意気そうな顔…w
めちゃくちゃ可愛いですね!子エルギも可愛いですが、子ハインリも可愛すぎます!!
傲慢な王子
ハインリは「何が?3回目の質問だ」と警告するように言います。まるでもう一度無視したら、ただじゃおかないというような威圧的な声で。
大人から見れば偉そうにしてるのが可愛いかもしれないが、同年代のエルギには驚異的に感じられる雰囲気でした。
しかしアレイシアがハインリを「傲慢」と言っていたのを思い出し、本当に傲慢じゃないかと考えて笑ってしまう。
エルギは「心配してくれるのですか?あなたはとても親切なんですね」というと、ハインリはエルギを警戒しているのか、ジロジロを観察するように見て回ります。
その様子に飼っている猫を拾ってきたときのことを思い出し、声もかけず、干渉もせず、エルギは放って置くことにしました。
そうしていてしばらくすると警戒心が解けたのか、ハインリはエルギの向かいにどかっと座り込みます。
エルギが王子がどうしてここにいるのかと聞くと、ハインリはパーティーのために来ていて、公爵が自分の保護者として来ているからだと答えます。
逆にハインリが西王国の人ではないのになぜここにいるのか、公爵夫人が誰かを助けたというがそれが君なのかと聞くと、エルギはどちらの質問にも「わからない」と答えます。
ハインリがわかることは何かないのかと聞くと、エルギは公爵夫人が連れてきた王弟妃は自分の母ではないということだ、と答えるのでした。
ーハインリは子どもの頃から傲慢な感じがあるんですねw
本編の最初の方で、ナビエに王宮の案内を頼んだときにも傲慢な感じがすると言われていた気がしますが子どもの頃からなんだなと思いましたw
そしてエルギがハインリを猫扱いしてるのが面白すぎますし、その対応でちゃんと警戒心を解いてるのが…さらに面白いw
さて、エルギはハインリに真実を伝えましたが、ハインリは信じてくれるのでしょうか?
エルギの言葉を信じなかった人たちは傷を負ったアレイシアを見ていますし、エルギがまだ子どもだから、どうしてエルギがショックでおかしくなっているという風にしか見えないかもしれませんが、ハインリはフラットな立場なので理解者になってくれそうな気がします。ー
ジュメンシア公爵の失言
ジュメンシア公爵夫婦と王弟が3人で食事をしている場面に。
王弟は妻を助けてくださったことに感謝すると伝えますが、ジュメンシア公爵夫人はその言葉に真心が感じられず、冷たい目で見るのでした。
ージュメンシア公爵夫人の立場から見ると、妻は倒れて子どもがおかしくなっても、気にしない男に見えるようで、心底見損なっている感じが描かれています。ー
そうしているとハインリとエルギが走っていく姿が見え、王弟は雰囲気を変えるために王子様は動きが軽やかで剣の実力が優れていそうですねとハインリを褒めることにしました。
しかしジュメンシア公爵はどうせ王位に上がることもできないものが、次男がよく走れるのも問題でしょうといいます。
しかし、そこにいるのはかつて第ニ王子だった王弟です。
ジュメンシア公爵はハインリの方を睨んでいて王弟の視線に気付かず、自分がした失言に気付きませんでした。
ージュメンシア公爵はなぜハインリを目の敵のようにするのでしょうか?
第ニ王子だった王弟の前で失言した上にそれに気付かないとは…よっぽど強い嫌悪感があるのだと伺えますね。ー
ハインリの考え
ハインリとエルギの場面に。
エルギはジュメンシア公爵がハインリをずっと睨んでいるのはなぜかと聞き、ハインリは公爵が兄を好んでいるため、自分のことは嫌いなのだと答えます。
ジュメンシア公爵がハインリを嫌うのは赤の他人のエルギから見てもわかるほどでした。
それでもなぜまだ子どもである王子にあのような態度なのかと不思議に思うが、ハインリによるとエルギは子どもだが自分は王子だから子どもではないということだそう。
また、兄が自分のせいで傷付いているから、兄を好んでいる公爵は自分を嫌うのだと話します。
その瞬間、ハインリの表情が笑っているのに目は暗くなるのをみて、そのような表情を見るのは初めてだったエルギはハインリをぼんやりと眺めるのでした。
そのエルギをみたハインリは話を変えようとしたのか、エルギの話に戻します。
エルギは誰も自分の言うことを信じてくれず、火事のショックとアレイシアの火傷への罪悪感でこのようになっていると思われいると話します。
また、アレイシアが自分を守ろうとして火傷を負ったのは事実だから、罪悪感がある。罪悪感がないのは父だけで、父が嫌いなのだと打ち明けました。
ハインリは考えてみたんだけど…というと、小さな声で「わざと火をつけた可能性はないのか?」と聞きます。
エルギはそれはないはずだと否定します。最初から執事にアレイシアの無事を確認していれば、あそこに行くことはなかったのだからと。
そう話しているとアレイシアの介助をしているメイドが来て、王弟妃が呼んでいるというので渋々付いていくことに。
部屋に入ると、アレイシアはベッドに座りながら両手を広げ、「息子よ、おいで?」といって笑うのでした。
ーハインリとエルギの中が近づいていってますね。
ハインリがまずアレイシアの自作自演を疑うのは鋭いですね。エルギはそれは信じられないようですが、信じたくないという気持ちもあるかもしれません。でも、不自然に置かれた人形のことを考えると、一気に疑いが強くなるかもしれないですね。
それにしても母親ぶるアレイシア…エルギはこのあとどう対応したのか、、、ー
ハインリからの知らせ
場面は変わって現在に…
エルギは執事呼びかけて起こされます。今までのことはエルギ夢だったのでしょう。
エルギは過去の執事と今の執事が重なって見えるようです。
執事が手紙を差し出して、それをみてみるとハインリからの手紙でした。
その手紙には、ナビエが海に落ちたのでエルギの船を動員して行方不明になった付近の海を捜索してくれという願いが書いてあったのです。
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ここまで【再婚承認を要求します/재혼 황후<外伝11話>】のネタバレをご紹介しました。
今回はハインリとエルギの馴れ初め(?)も描かれていましたね。
エルギが猫を飼っていたので、ハインリも上手く対応できたのが良かったのかもしれません。個人的のは現在のハインリとエルギの関係を考えると、もっと関係が深まる何かが起きそうですね。
韓国語は翻訳使用&辞書で調べながら&勘なのでそれっぽい感じ〜くらいに見ていただけると幸いです^^;
本国読者の反応
小説版のコメント欄の様子を簡単にご紹介します。
コメント欄ではアレイシアが完全に悪女として非難の的になっています。
ラスタはソビエシュやロテシュのために悪事を働くことになったが、アレイシアは単独で自分の人生を台無しにし、さらに人の人生を台無しにしている。
というような意見が多かったです。
(ラスタは最終的に暴走してましたが、エルギが焚き付けてた影響も大きいですよね。)
<再婚皇后>次話のネタバレはこちら
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