【韓国小説】再婚承認を要求します/再婚皇后<外伝10話>感想!ネタバレあり
LINEマンガで毎週月曜日に連載されている「再婚承認を要求します」にハマり、韓国版LINEマンガの「WEBTOON」や原作小説を読み漁ったので、簡単に感想を日本語でまとめてみました。以下【再婚承認を要求します/再婚皇后/재혼 황후<外伝10話>】のネタバレ要素も含みますので、ご注意ください。
なお、今回ご紹介する<外伝>は本編終了後のお話です。マンガの段階とはかなり状況が異なり、登場人物も変わっているので本編を読み終えてから見ることをおすすめします。
再婚皇后<外伝>目次
WEBTOON
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※2021年6月11日更新の85話で本編の第一章が終了、3ヶ月間の休載に入るとのお知らせがありました。ハインリとの新婚生活が楽しみだったのですが…
再開を楽しみに待ちましょうTT
NAVER小説
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再婚皇后【外伝10話:エルギ公爵の過去④】感想
アレイシアの思惑
アレイシアがパーティーでジュメンシア公爵夫人に「家に海賊の捕虜がいる」と話していた場面から始まります。
アレイシアの告白に夫人は「まさか」と言いながら同情します。
それを聞いた周りの貴族たちも続々と会話に入ってきて、うわさ話になるほどに。
その場からしばらく離れていた王弟が戻ってくると、アレイシアは王弟の腰に手を回して「私に似た女性に目を奪われないで」といい、王弟の表情は冷ややかに固まるののでした。
ーどうやらアレイシアには考えがあって、わざわざ大勢の人がいる前でこのような行動に出たようです。
そのパーティーの帰りの馬車で、王弟はアレイシアにもう代役をする必要はないから明日にも荷物をまとめて出ていくようにと言い放ちます。
しかしアレイシアはそれを拒否しました。
それは素直に従ったところで新しい身分を与えてくれないだろうし、むしろ隠蔽するために害を及ぼす可能性もあると考えたのです。
また、アレイシアは自分をこのまま追い出せばパーティーで会った貴族たちが、海賊の捕虜に夢中になって妻を追い出したと噂するだろうと脅迫するのでした。
確かにこのまま追い出してしまえばアレイシアの言うとおりになってしまいますね。
王弟もここまでずる賢い女だとは思ってなかったのでしょう…
この二人は今までも必要以上に話す描写はなく、好意はどちらにも全く感じられません。
今後も仲が良い関係にはならなそうですが、今もなおアレイシアに弱みを握られる形で暮らしているんでしょうか?
現在のエルギはアレイシアも父も憎んでいるようですが、アレイシアの言いなりになり不甲斐ない父にイラ立っているのか…?
普通、王弟ほどの権力があれば、アレイシアをどこかで静かに処理できそうな気もするのですが、今も一緒に住んでいる理由がまだよくわかりません…ー
エルギの説得は不可能?
アレイシアがした話を聞いたエルギが泣いて抗議している場面から始まります。
エルギは自分が真実を明らかにすると言いますが、王弟はそんなことをすれば国内外で笑いものになり、母の対面も傷つくといって止めます。
その日の夕方、アレイシアはエルギのもとを訪れ、話し合いを拒否するエルギに話しだけでも聞いてほしいといって、今までの東大帝国のことや海賊に拾われたこと、死んだ青年の話などをし、生き延びたくてこのようなことをしてるのだと告白しました。
しかしエルギはなぜそれが母の名で生きることになるのかと反論します。
アレイシアはそんなつもりはなくただ仕事のように代役をしているだけで、それはエルギの助けにもなるし、完璧に役割をこなせるのだと話しますが、エルギは母の代役を完璧にする必要もないし賞賛される必要もない、アレイシアが何をしても母になることはないと言って走り去ろうとします。
アレイシアは必死に追いかけ、なぜ今まで仲良くしてたのにそんなことを言うのかと、エルギが反対したときに自分も腹が立ったがそんなことは言わなかった!と言います。
一方エルギは自分がずっと親切に接していたのに、最後に反対したということだけでどうしてこのようなことを出方をするのかと言い返します。
また、父がなんと言っても自分が明日の宴会場で真実を明らかにすると言って、チャンスを与えるから今日中に荷物をまとめて、人々に知られる前に出ていくようにというのでした。
ーエルギの考えは誰になんと言われても変わらないようです。
恐らくアレイシアは話し合いで解決したかったのだと思いますが、エルギが強硬手段を取ろうとしているのを見て、話し合いでの解決は無理だと気づいたでしょう。
しかし、王弟にさえ(東大帝国の皇后・皇太子にも)脅迫まがいのことをするアレイシアですので、このまま大人しく去るとは思えませんね…(サッサトタチサレ…)ー
アレイシアの元を訪ねる人が…
アレイシアが寝室で今までの出来事を走馬灯のように思い出します。
そして素直に従ってはいけないと決意を固めるのでした。
アレイシアは窓に近づき部屋の高さを確認すると、以前は海賊に捕まったときに使った方法を思い出し、その方法を応用すれば…と何かを企みます。
そう考えていると、誰かから突然ドア越しに声をかけられ、「奥様が探している」といわれるのでした。
アレイシアはドアを開けず、「待ってください」と伝えると、窓から飛び降りて部屋から脱出します。
邸宅を襲った火事
泣きつかれて寝ていたエルギは、「火事です!」と慌てる執事に起こされます。
大火事ではないが逃げる必要があるとのことで、寝ていた猫をケースに入れて逃げることに。
エルギは母が心配になり聞いてみると、執事は本館に住んでいないので問題なく、そこは裏口の近くでもあるのだと言います。
また、エルギはアレイシアのことも頭に浮かんだが、しばらく考えて聞かないことにしました。
しかしエルギが馬車に避難すると、その周りから「奥様がアレイシアさんの元へ行ったの?」という話し声が聞こえてきます。
それを聞いたエルギは一気に不安に駆られ、先程アレイシアの無事を確認しなかったことを悔やみます。
そしてエルギがアレイシアの部屋を見ると、窓の端にエルギが母に作ってもらった人形が見え、エルギは止める従業員の手をかいくぐり、急いで燃える邸宅に飛び込んでいきました。
しかしエルギが部屋に到着すると、部屋には誰も居ませんでした。
窓の近く椅子に座っている人形を手にとって、誰がここにおいたのか?と思いながらも、まずは脱出しなければと思うのですが、目の前には火の手や煙が広がり床も壊れていく。
そしてキィーーと燃えるドアが倒れる瞬間、「ダメ!」と言って誰かが彼の体を覆ったのでした。
ー母が居なく一安心したのも束の間、火の手がエルギを襲います。助けてくれたのは母かアレイシアかもしくは他の誰かなのか…
わざわざ椅子に置かれた人形はエルギをおびき寄せるためかと、エルギもその部分に疑問は持ちつつも、それを考えている余裕はなかったので、そこについては後で何かしらわかりそうですね。ー
エルギを助けた人
ジュメンシア公爵夫婦がクラウディア邸が火事になった知らせを受けます。
アレイシアに同情していた夫人は護衛に危険だからと阻止されながらも、それでも王弟妃が中にいるなら絶対に助けなくてはならないと言って進もうとしたのでした。
しかし夫人が進む前に、前から怪我をした人はフラフラと出てくる。
周りの人が何故か助けないので、夫人がその人に近づくと、顔の半分が焼けたアレイシアとその腕に抱かれる気絶したエルギだったのです。
そしてアレイシアは夫人にエルギを差し出しながら「私が自分の息子を救ったのです」というのでした。
夫人はなぜ周りの人々がアレイシアを助けに行かなかった理由に気づきます。
その姿はひどく恐ろしく、人を救った人の姿でこんなにも背筋が寒くなるのかと思うほど。宴会場では明るい春の日差しのようだったアレイシアが狂気に満ちたように見えたのでした。
ー火が出る前に部屋から出ていったはずのアレイシアが、燃える部屋からエルギを助けました…
全部アレイシアの考えた自作自演ということ…ですよね?怖すぎませんか??
アレイシアは顔に火傷を負ってしまいましたが、それは流石に計算外でしょう。
でもこの怪我により、助けられたエルギは十字架を背負うことになりそうですね。
また、ジュメンシア夫人は恐ろしい印象で描かれていましたが、人情はありそう。
アレイシアをほんとに気に入っていて、助けたかったようですね。確か西大帝国でクリスタが自殺したときも、激昂する公爵を冷静に止めていたような…結局公爵飛び降り事件で一家全員死刑となった気がしますが、ここでこれだけ出てくるということはなにか重要な役割があるのでしょうか…?ー
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ここまで【再婚承認を要求します/재혼 황후<外伝10話>】のネタバレをご紹介しました。
韓国語は翻訳使用&辞書で調べながら&勘なのでそれっぽい感じ〜くらいに見ていただけると幸いです^^;
本国読者の反応
小説版のコメント欄の様子を簡単にご紹介します。
基本的にはアレイシアの行動に鳥肌…という意見と、
このような事情があったからとはいえエルギがあのような復讐をする理由にはならないという意見が多かったです。
これまで悪女としてアレイシアとラスタを並べる声も多かったのですが、今回や直前回ではラスタはエルギの影響もあり悪女に拍車がかかったのであり(無知だったが最初から悪女だったわけではないという意見)、自分の過去のためにラスタを利用して東大帝国に復讐を仕掛けたエルギを避難すると声も上がっています(そのせいで結局ラスタは死に、グロエリエムも栄光から悲惨な運命に突き落とされますから)。
個人的には、今までの話の中だけで判断すれば、問題なのは普通にアレイシアですし、エルギの東大帝国への復讐は八つ当たりに感じますが、これからまだ描かれていない理由が出てくるのでしょうか?
また、アレイシアが髪で顔を隠す場面が出てきたことがあったがこれが原因だったんだと書いている人がいましたが、そんな伏線があったんですね。筆者は全く思い出せません…そんな場面もあったかもなー程度TT
再婚皇后は超長編小説なので、かなり伏線散りばめられてますが、筆者はできるだけ折り込みながら感想書いていけるようにがんばります〜
<再婚皇后>次話のネタバレはこちら
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再婚皇后は韓国語版が書籍化されています。
【マンガ】
WEBマンガだけではなく本で持っておきたいという方、LINEマンガは閲覧期限が切れてしまうので購入したくないという方はこちらを購入するのもおすすめです。
すべて韓国語ですが、マンガなら絵で楽しめますし、もしわからなかったらこのブログ意訳記事を見てもらえるとなんとなくの流れがわかると思います
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